安保法制、ホルムズ海峡機雷封鎖は過去の固定観念

初めて政治ネタを取り上げます。安部首相は、この海峡の機雷除去に安保法制の適用と固守しているようだが、イラク戦争の10数年前の固定観念から出ていない。自民党は、憲法を改正するのでなく、最近の世界状況が変わったので安保法制が必要だというが、少なくともホルムズ海峡については現状を理解していない。

1)イランが機雷を敷設すると考えているようであるが、この海峡を利用するスンニ派政権のカタールやオマーン等は封鎖に備えてパイプラインを利用するように安全策を考えている。

2)日本が石油を輸入しているイラクはこの海峡を通らざるを得ないが、今やイラクはイランの友好国であり、この国が困る機雷をイランが敷設することは考えられない。

以上の通り、イランが機雷を敷設しても、特にはならないのである。このことは皆知っていると思うが、どうしてこの機雷除去に固守するのだろうか。